【衝撃】ノコギリヤシはヨーロッパでは医薬品として扱われているらしい。

ヨーロッパ
ノコギリヤシは日本においてはサプリメントの位置づけです。しかし、ヨーロッパでは医薬品として扱われているのです。
そこで今回は、どうしてヨーロッパではノコギリヤシが医薬品として使われているのか、その背景を調べてみました。

ノコギリヤシはヨーロッパでは医薬品?!

ノコギリヤシは、北アメリカに自生している植物で、ネイティブアメリカンによって古くから滋養強壮、精力剤として用いられてきました。
その効果に着目したヨーロッパの医師たちがノコギリヤシを研究し、20世紀はじめに滋養強壮作用、性欲回復、前立腺肥大の改善などの効果があるということがわかり、現在でもメディカルハーブとしてイギリス、フランス、イタリア、ベルギー、ハンガリー、モナコなどで良性の前立腺肥大の治療薬として広く使用されているとてもポピュラーな薬草なのです。

ヨーロッパでノコギリヤシが使われているのはなぜ?

日本ではノコギリヤシは医薬品とて認可されていません。しかし、ヨーロッパではどうして医薬品として認可されているのでしょうか。
もともとヨーロッパで先進的に研究されてきたという背景もありますが、何よりもノコギリヤシは副作用がほとんどないという臨床データが非常にたくさん報告されているからです。
ホルモン系の薬はどうしても他のホルモンや臓器に影響を及ぼしてしまい、めまい、倦怠感、体重増加や体重減少、肝障害など多くの副作用が出やすいというデメリットがあります。

日本ではノコギリヤシはサプリメントの位置づけですが、最近では副作用がないというメリットから、泌尿器系の病院やクリニックでも使われることが増えてきています。

まとめ

ヨーロッパでは、ノコギリヤシはポピュラーな医薬品です。
日本ではサプリメントとしての認可しか下りていませんが、サプリメントとしてドラッグストアなどで手軽に入手できます。また、ノコギリヤシは天然の薬草であるため副作用の心配がないことが最大のメリットですね。